【読書 おすすめ】人物のその後が気になる!ミステリー小説10選

ミステリー小説は謎解きがメインですが
今回紹介するのは小説に出てくる人物のその後が気になる小説を抜粋しました。
ハラハラドキドキプラス、甘かったり切なかったりのエッセンスを盛り込んだ
女性の読書におすすめのミステリーを抜粋しご紹介します。

ホテルが舞台のおすすめ読書!ホテルマンの舞台裏を覗いてみよう

『マスカレードホテル』

ガリレオシリーズで有名な作者ですが、こちらはホテルを舞台にしたミステリー。


マスカレード・ホテル (集英社文庫) :東野圭吾

連続殺人事件の潜入捜査として、ホテルマンに扮する新田刑事。
フロントクラークの尚美は、刑事丸出しのいかつい態度でお客様に不快感を与える新田の態度がイラついて仕方ない。

この物語は事件と共に二人のやりとりが「実に絶妙に面白い」のです。
近々映画化も決まったということで、一段と話題になりそうなおすすめ作品です

タイムスリップのおすすめ読書!昭和の有名事件の臨場感を味わおう

『蒲生邸事件』

なんとタイムスリップから始まるこのミステリー。
主人公の孝志がたどりついたのは、昭和十一年。
まさにあの歴史的事件、2.26事件が起きようとしていた時でした。


蒲生邸事件 (文春文庫):宮部みゆき

蒲生邸という軍人の屋敷で起こった事件に否応なく巻き込まれます。
孝志がこの時代の人として生き、見たり体験したりすることを読者も同じ思いで感じることができます。

何より切ないのは、仲よくなった女中ふき。
彼女の魅力に孝志も読んでいるこちらも魅かれていきます。
しかし、彼女は昭和の人。現代に帰る孝志はいったいどうするのか。泣きたい読書におすすめです。

読書で吉原遊郭を体験してみたい人におすすめ!華麗で切ない花魁たちの物語

『吉原純情ありんす国』

この作者は、ふだんオドロオドロしたホラー系を書いていらっしゃいますが、これは異例のうちに入る種類。
吉原をのぞいてみたい人におすすめ読書。


吉原純情ありんす国 (ハヤカワ・ミステリワールド) :長島槇子

まだ客をとっていない振袖新造のおぼろが主役。
好奇心旺盛なまだ少女の域に入るおぼろは、廓で起こる謎の事件を次々に解決していきます。

ワトソン役が、常連の若旦那。なんとも初々しい二人の先行きが、読者は気になってしょうがない。
吉原という特殊な現場で起こるドロドロした人情沙汰の中で、とても爽やかな二人に好感がもてます。

間違いなく読書が好きになる!本の魅力をたっぷり味わうおすすめ古本屋

『ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ』

こちらもかなりの人気シリーズ。古本屋の女店主栞子さんは、極度な引っ込み思案。
バイトの大輔は、その大きなバストも含めて気になって仕方がない。

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫) :三上延

少しずつ近づいたり離れたりする二人の関係は、常に気になるところですが、物語の面白さに吸い込まれて忘れがちになります。

書にまつわる謎や事件の短編連作ミステリーですが、取り上げられる古書に興味を奪われます。
この本に紹介されて値打ちがあがった古書もあるとか。世界を広めたい人おすすめです。

怖くてコミカルで、謎が好きな人におすすめ!臨場感溢れる霊現象現場を読書で!

『ゴーストハント』

コミックにもなっているこれも人気シリーズ。
ミステリーというよりホラーの要素が好きな人におすすめ。

ゴーストハント (1) 旧校舎怪談 (幽BOOKS):小野不由美

一見、「ジュニア向け?」と思ってしまいがちな設定や内容、登場人物たちのキャラクター構成ですが、読んでいるうちにその内容の濃さ、面白さにハマリます。
これは巻を進めていくうちにどんどん面白さが増していくような気がします。

主役の麻衣ちゃんを中心に、物語は展開しますが、気になるのは、彼女のバイトの雇い主サイキックリサーチのナル君。
氷のような性格の美青年に惹かれていく麻衣ちゃんが、始終憎まれ口を叩いているのがかわいらしい。

江戸時代のおすすめグルメ小説!読書後和食が食べたくなること間違いなし

『料理人季蔵捕物控シリーズ』

時代物ですが、読みやすい連作短編です。

料理侍 料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-20 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)

わけあって料理屋「塩梅屋」の後を継いだ季蔵は、実はお奉行の下で働く隠密。

元の主人も隠密稼業だったのですが、その娘おきくは何も知らされていない。
二人はとてもいい関係なのですが、季蔵にはふつうの武士だった時代のいいなずけ瑠璃がいるのです。

彼女と季蔵は昔ある事件に巻き込まれ引き離されてしまったのですが、再び隠密の仕事を通じて再会します。

しかし彼女はすべての記憶を失っていました。
季蔵がどちらとうまくゆくのか、シリーズを通しての気になりどころです。
何よりこのシリーズ、出てくる食べ物が超絶においしそう。
グルメな読書が好きな人におすすめ。

ダイエットしながら事件解決のぽっちゃり五人組!読書で笑えるおすすめミステリー

『ダイエットクラブシリーズ』

かなりマニアックな作品だと思います。
コージ―ミステリーという分野で日常ミステリーと言われます。
海外物の読書が苦手な人にもおすすめのシリーズです。

ベーカリーは罪深い ダイエット・クラブ1(ランダムハウス講談社文庫 ス 5-1):JBスタンリー

図書館勤めのジェイムスは、甘いもの大好きの巨漢。
とうとう120キロを超えてしまったことをきっかけに、ダイエットを決意。
同じ目的を決意する五人の仲間で“デブファイブ”を結成。
しかし彼らにはいろいろと受難が待ち構えていました。

気になるのはメンバーの一人ルーシーへの淡い恋心。もちろんルーシーも巨漢。
甘いものの誘惑に立ち向かい、時にはいっしょに挫折して嘆く二人の様子がとてもかわいい。
うまくいくことを願ってしまうコメディミステリーです。

アナスタシアは生きていたのか?歴史の“もしも”が好きな人におすすめ読書作品

『ロシア幽霊軍艦事件』

箱根のホテルに飾られていた一枚の古い写真には、
なぜか芦ノ湖に浮かぶ帝政ロシアの軍艦の姿が写っていた。
おなじみ御手洗潔が謎を解いていくうちに、
かの有名なロシア王族の生き残りアナスタシアの話が浮かび上がってきます。

ロシア幽霊軍艦事件: 名探偵 御手洗潔 (新潮文庫nex) :島田荘司
もちろんフィクションではあるのですが、彼女の過酷な運命があまりにも気の毒で。
「男って最低だ」と思う中、唯一の救いになる人物が現れます。
二人の関係は実に切ない。これはミステリーとして読むよりも、歴史ロマンとして楽しめるおすすめ読書です。

長い夜の読書におすすめ!不気味な事件でゾっとしよう

『GOTH』

高校生の森野と僕は二人ともかなりの変人で危ないヤツです。
森野が拾ってきたのは、連続殺人鬼の日記。
その日記をもとに、二人はまだ発見されていない死体を見にいくことに。

この作者の本は独特な人物描写とグロテスクさがあるので、その系統が苦手な人にはキツイかもしれません。


GOTH 夜の章 (角川文庫):乙一
主役の二人は特にお互い恋愛感情を持っている風には見えないのですが、実に微妙な関係でとても気になるのです。
友達でもなく、恋人でもなく、変な感覚で繋がっている二人が、なぜか読んでいて奇妙に面白い。
ストーリーの中で発展することはありませんが、この物語が終わってからの、その後を想像したくなるような不思議な二人です。
ミステリーとしても極上です。

女の友情に悩める人の読書におすすめ!はたして彼女たちの結末は?

『秘密』

最後は彼と彼女ではなく、彼女と彼女の話です。
別に特殊な恋愛ではなく、二人の女性の謎に満ちた人生を暴いていく物語です。

秘密 (上):ケイト・モートン

時代は戦時中、ヴィヴィアンとドロシーの育った環境も性格も違う二人が、
ひょんなことで知り合い、そして複雑な交友が始まります。

女同志の関係はいつの時代でも微妙なものがあります。
読んでいる方としてはいろいろな感情を抱きつつ、
次々と展開していく事態に、ひたすらこの二人の行く末が気になります。

この物語は女の野望や感情をさらけ出し読者を引きつけ、結果的に読者を裏切ってみせるというもの。
この作者ならではの描き方。ミステリーというよりは、ある女性の人生ドラマといった感じでしょうか。

読書で現実から飛び出す!是非読んでいただきたいおすすめ作品です

恋愛を全面的に押し出したものではありませんが、
それだけに爽やかなイメージのものが多いような気がします。

眠れない夜に、電車の中で、しばし現実から飛び出す読書の時間のおすすめです。
ぜひ本屋さんで見つけた際には一度お手にとってみてはいかがでしょうか。