【趣味で絵を描く】初心者の入門書!上達するコツや必要な道具は?

趣味で絵を描こうと思うと、目標はやはり作品制作ですよね。
絵を描く基本はデッサン。同時に模写や美術の勉強をすると上達の近道です。
趣味でやるとしても、水彩画や油絵など自分が取り組みたい絵画ジャンルを決め、道具をそろえて始めるといいでしょう。

絵を描く趣味といえば作品制作


絵を描く趣味は、誰でもとても簡単に始められます。
鉛筆やボールペンあるいは色鉛筆などの筆記用具と紙さえあれば、誰でも絵を描くことができるからです。
しかし、趣味として絵を描くということは、やはりきちんと作品を仕上げて、人に見せることのできるような絵を描いてみたいですね。
絵を描くのはなかなか奥が深いものでもあり、趣味としてでも深めようと思えばいくらでも深めることができます。
それだけにやりがいがあり、練習を積み重ねて上達する過程や制作中の試行錯誤、描き上げた時の達成感など、他では得難いとても良い趣味だと言えます。

趣味で絵を描くにも基本はデッサン!


絵を描く基本になるのは「デッサン」です
プロの画家になるためには、若い頃から相当な枚数のデッサンをして訓練を積み重ねていきます。
画家だけでなく、彫刻家もデザイナーも造形に関わるためには、デッサンの練習が不可欠です。
絵を描く上で、上達の鍵になるデッサンについて解説していきます。

デッサンとは?

デッサンとは、目の前に置かれた静物(りんごや瓶などのモノ)や、石膏像、人物などを見ながら、鉛筆や木炭などの道具を使って、一色のみでできるだけ正確に紙に写し取っていく訓練です。
適切な指導の元でデッサンの練習を続けると、構図や、陰影表現、空間の把握、質感や遠近法など描けるようになり、紙の上に立体的に表現することができるようになります。

デッサンに必要なもの

    鉛筆デッサンの場合、絵画教室では以下のようなものを用意するように言われます。

  • 鉛筆
    ハイユニ、ステッドラーなどの高級な鉛筆を6H~6Bくらいまで各1本ずつ。

  • カッターナイフ
    鉛筆を削るために必要。
    デッサンの場合は、鉛筆削りではなくカッターナイフで芯を長く伸ばした削り方をします。

  • 練り消し
    普通の消しゴムではなく、消す時には練り消しを使います。
    間違った線を消すだけでなく、ハイライトなど明るい部分を表現する時にも使います。

  • 画用紙と画板(カルトン)
    画用紙を挟めるタイプのものは描き終わったら保存できます。

  • 目玉クリップ
    画板に画用紙を止める時に使います。

  • イーゼル
    教室に通う場合は、教室のものを使わせてくれます。

  • フェキサチーフ(定着液)
    描いたデッサンを画用紙に定着させるために使います。
    木炭デッサンの場合は上記に加えて以下のようなものが必要です。

  • 木炭
  • 木炭の芯抜き
  • ボロ布(ガーゼ)
  • 食パン
    木炭デッサンで消しゴムの代わりに使うのが食パンです。
    耳は捨てて白い部分だけをちぎって使います。
    バターやミルクが入っていない、安めの食パンを使います。

趣味で絵を描くのが上手になるコツ!


デッサンを続けることが絵を描く上で上達の秘訣ですが、そればかりでは飽きてしまうので作品を制作するためには以下のようなことも役立ちます。
絵を描くのは感覚的なものだと思われていますが、理論や歴史を学ぶことも上達の近道です。

模写をする

過去の有名な画家たちも皆、模写をして訓練してきました。
好きな絵を模写をすることで、構図や色の使い方、タッチや絵のテーマ、画家の工夫などいろいろな発見があります。
自分がなぜその絵に惹かれるのかもわかってきて、作品制作の糧になります。

人体構造について勉強する

人物を描くには、人体構造の勉強が不可欠です。
骨格や筋肉の付き方、関節の動かし方などを勉強すると正確で生き生きとした人物を描くことができます。

色や構図について知る

色や構図についてはある程度、本を読んで勉強したり、試してみたりすることで強くなれます。
色については暇な時に「スカーレット1:コバルトブルー1」「スカーレット1:コバルトブルー2」のように自分の絵の具で配合の割合を変えた色見本をたくさん作っておくと役立つと絵画教室の先生に教えてもらいました。

美術史について勉強する

西洋、東洋の美術史やデザイン史に勉強しておくことも作品制作の糧になります。
過去の技法やモチーフを制作に取り入れるのもいいですね。
また、画材や技法についても知識が豊富になると、絵の世界が広がります。

趣味で絵を描くために、絵画教室に見学に行ってみる


趣味で絵を描きたいという気持ちが高まったら、絵画教室に通ってみるのもおすすめです。
絵画教室に通うと、絵の描き方の基本を教えてもらえますし、適切な講評ももらえます。
ピアノの発表会のように、教室の展覧会に発表する作品制作に取り組むようになり、自信がつけばグループ展や個展を行ったり、絵画コンクールに応募したりと作品制作の機会が増えます。
また、絵を描く趣味の仲間ができると一緒に展覧会に出かけたり、スケッチ旅行に行ったりと楽しみが広がります。
絵画教室を見学をして、先生の作品や指導の仕方、教室の利便性、通っている人の雰囲気などで選んでみてはいかがでしょう。

趣味で絵を描くジャンルを決め道具を揃える

実際、絵を描く趣味を始める時はある程度ジャンルを決めて、道具を揃えたり、教室に通ったりします。

まずは絵のジャンルを決める

    「絵を描く」と漠然といいますが、下記のようないろいろな絵画のジャンルがあります。

  • 水彩画
  • 色鉛筆画
  • パステル画
  • 油絵
  • 水墨画
  • 日本画
  • 版画
  • イラスト
  • コンピューターグラフィック

上記のジャンルは主に画材の違いですが、絵を描く趣味を始めるにあたっては、画材一式を揃えなければいけません。
絵を描くのは、決して多額のお金がかかる趣味ではありませんが、それでもそこそこ画材代がかかります。
そのため、どんなジャンルの絵を描きたいのか、最初に決めて、道具を揃えたらしばらくはそのジャンルで制作を続けた方がいいでしょう。

初心者には水彩画がおすすめ

趣味で絵を描きたいと思った時に、おすすめなのが水彩画です。水彩絵の具は、小中学校で使っていた道具ですので馴染みがあります。

また水彩画は、画材が比較的安く手に入りますし、独学でも取り組みやすく、場所も選ばず描くことができます。
水彩画を描いてみて楽しかったら、油絵や日本画などに進んでもいいですし、道具をペンタブに持ち替えてPCで絵を描いてもいいかもしれません。

水彩画には、水彩絵の具とパレット、筆などが必要ですが、小中学校のお下がりではなく、画材店で「ホルベイン」や「クサカベ」などのある程度良い評価の画材ブランドの水彩絵の具を揃えましょう。絵の具には、透明水彩と不透明水彩がありますが、普通、水彩画というと透明水彩のことを指します。

慣れればバラで買ってもいいですが、最初は色を選ぶのが難しいので、12色や24色のセットを買えばいいでしょう。ホルベインの24色で5000円くらいです。

筆は大小取り混ぜて水彩用の平筆と丸筆を5~6本画材店で購入します。初心者用の筆セットも売っています。100円ショップでも、絵筆は手にはいりますが、使い勝手はいまいちですのでおすすめしません。加えて日本画用の面相筆や彩色筆も比較的安く便利に使えるので購入リストに入れるといいでしょう。

趣味で絵を描くのは楽しい!

趣味として無心に絵が描くのは、とても楽しくストレス解消にもなります。
そして、絵を趣味にして続けて描いていると自分でも目覚ましく上達してくるのがわかります。
すると同時に、絵を見る目も肥えてきて、なかなか自分の絵に納得がいかなくなります。
そんな壁に何度か当たりながら、徐々に自分の思い通りの作品が描けるようになってきます。
絵を描くのは、奥深く一生続けていける趣味ですので、ぜひ始めてみてはいかがでしょうか。